ドローン開発日記 ~ドローン、飛翔~
こんにちは。開発メンバーの一人、Kです。
今回はドローンを飛ばしてみました。
以下目次です。
1. 使用したドローン
使用したドローンはTelloです。Amazonで1万円前半で買えます。
( https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07979Q4YS/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o03_s00?ie=UTF8&psc=1)
このドローンは子供から大人まで遊べる、いわゆるトイドローンです。以下の写真からわかるように『新装版 線形代数学』(川久保勝夫 著)程度のサイズなので、家の中でも飛ばすことができます。
(この日記を書いているとき、良い比較対照はこの本しか見つかりませんでした。。)
Telloにはカメラが付いているので、Telloを飛ばしながらTelloが見ている映像を取得することができます。HD720p の画質なので、"トイ"という名がつく割には高画質なカメラなのではないかと思います。詳しくは以下のスペックを見てください。
(公式のスペック: https://www.ryzerobotics.com/jp/tello/specs)
そして何よりTelloはとても軽いです。上のスペックを見ていただくと、
重量: 約80 g(プロペラとバッテリー含む)
と書かれています。
この重量なら航空法における「無人航空機」から除外されます(200g 未満)。これにより、航空法に関する規制の対象外となります。つまり、ドローンを飛ばすときに守るべきルールの縛りが緩くなるわけです。
2. ドローンを飛ばす場所
開発メンバーの一人のお庭で飛ばしました。
なぜなら、Telloは航空法に関する規制の対象外になるとはいえ、飛ばす場所を気を付けないと法律違反や条例違反となってしまうためです。。
例えば、ドローンを他人の土地で、その土地の所有者の同意または承諾なしに飛ばことはNG。ドローン持ち込み禁止の公園で飛ばすのはNG。管理者の許可が必要な河川敷でドローンを勝手に飛ばすことNG... etc。
近くの公園や河川敷がドローンを飛ばしてよいところなのかを調べてもよいが手っ取り早く飛ばしたい。かといって我々はアウトローでもない。
よって、法に触れず安全に飛ばせる場所として、メンバーの家のお庭で飛ばしました。
なお、一般的に、ドローンを飛ばすにあたり、規制がいくつもあります。
詳細は以下のサイトを見てください。わかりやすくまとめられています。
(https://drone01.com/category15/category16/)
3. ドローン、飛翔
以下、ドローンとメンバーを映した動画です。
# 撮影のためマスクを外しています。
トイドローンを飛ばしてみた。 pic.twitter.com/BEKIRhQav3
— tsukuruiroiropython33 (@tsukuruiroirop1) 2020年8月29日
このドローンは顔を検知して、その顔を追従します。
(マスクを着けていると顔を検知してくれないため、マスクを外しました)
動画を見ると、人がかがんだり立ち上がったり、そして左右にずれたりすると、ドローンがそれを追従していることがわかります。
"人の顔の検知"とは言っていますが、これはドローンが取得した映像(連続した画像)に対して画像処理をしているだけです。画像処理の内容を変えれば、応用範囲が広がるでしょう。例えば、人の後姿を検知できるようにして追従されば、ペットのようについてきてくれると思います。かわいいですよね。
なお、こちらのドローンのプログラミングについては以下のUdemyを参考にいたしました。興味のある方は見ていただくとよいかと思います。
(https://www.udemy.com/course/python-drone/)
4. 今後の展望
今回のドローンプログラミングで触れた知識(技術的なことやPythonのライブラリなど)を自分たちなりにまとめて、またこのブログに書ければな良いなと思います。
それではごきげんよう。