AIをARに応用するぞ会 → (第1回) ~AndroidStudioの環境構築~
こんにちは。
開発メンバーのYです。
最近はうまぴょいしてます。
さて、今まで「前回で論文読んでAIつくるぞ会」という名目でSemanticSegmentationだったりResnetだったり実装してきました。
AIをある程度実装できるようになったぞ?ということで、そろそろAIを応用してアプリ開発を開始していこうと思います。
協議の結果我々はARグラスに手を出すことになりました!
これからは今まで作ったAIをARグラス上で動かして推論を行うのを目標に活動していきます。
調べたところARグラスはAndroidOSで動いていることが多いようなので
AIをAndroidアプリ化してARグラス上で動かすのが一番楽そうだなということになりました。
ちょうど最近AndroidStudioに触れていたということもあり、
とりあえずはAndroidアプリで今まで作ったAIで推論を行えるようにしてみようと思います。
1. ARグラスについて
ARグラスといってもいっぱいあるみたいです。
一番有名なのはマイクロソフトが作っている「HoloLens」ですね。
情報も一番多いですが42万円くらいするのでまず手が出せないです...買ってもらえたら全力で開発するんですけどね。
他には「NrealLight」、EPSONの「MOVERIO」などがあります。
これらは大体5万円くらいなので我々一般人でも充分手が届きますね!
ものによっては5G環境が前提であったりするので購入の際には注意が必要です。
現状我々はMOVERIOの購入を検討しています。
2. AndroidStudioの導入
とりあえず作ったAIをAndoroidアプリ化しないといけないので、アプリの開発環境を構築していきます。
Androidアプリを開発するにはAndroidStudioというIDEの導入が必要です。
以下のページを参考にインストールは問題なくできました。
[Android] Android Studio をインストールする手順(Windows)
3. AndroidStudioエミュレータ起動時の注意点
AndroidStudioは、実機またはPC上でエミュレータを起動してアプリの動作確認ができます。
今回は、ちょっと前に作ったしょぼい目覚ましアプリで動作テストを行いました。
その際、KさんのPCだけエミュレータの起動がうまくいかないという事態が発生。
どうやらAMDのCPUが原因のようでした。
以下の記事を参考に解決できました。
webbibouroku.com
AndroidStudioのエミュレータには、デフォルトでIntelCPUを利用する機能が入っているので、AMDのCPUだと代わりにWindows Hypervisor Platformなるものをいれる必要があるみたいです。
また、BIOS上で上記の機能を有効化する設定をいじる必要があるのでちょいと手間がかかります。
そんなこんなで全員Androidアプリの開発環境を導入することができました。
4. 次回
次回は環境構築の続きと、できればモデルの読み込みについて調査していきたいと思います。
それではまた次回。